リスニングにおける動詞の重要性について

ここで書く内容は下記の人に当てはまるものと考えます。

大人の第2言語として他言語を習得したい人で、高校まで英語を習っていた方

 

では書いていきます。

まず、リスニングについて考えます。

子供であれば、言語習得は早いでしょうが、そうでない人にとっては、英語をシャワーのように浴びても英語上達しない人も多いでしょう。

英語を聞き取って理解する過程について考えてみましょう。

①英語を聞き取る→②文章構成の理解(文型、語順など)→③和訳→④入れ替える→⑤理解する

こんなにも長い過程であり、初めてであれば処理速度は到底追い付きません。そこで何か省略できないかと考えると、まず、④はなくても理解はできるはずです。そのようにするとかなり速くなるでしょう。①については、どのように発音されるかをしっておき、耳に入った時点で、和訳するなら、和訳に変換できている必要があるでしょう。

『初めに、どの品詞を聞こうとするのがよいでしょうか。』このような質問はあまりしないと思います。

答えは動詞です。動詞によってとれる文型は決まるわけですし、英語ではかならず主語はつけますが、文脈から推測できる場合も多いですし、そもそも日本人はその推測能力は高いはずです。次に、この動詞がでてきたら、どういう構文をとるのか、そして、どのように使われることが多いかを例文とともに理解しておき、その場の状況に置き換えることで理解すると頭のメモリの使用が減るでしょう。

 

ビジネスで使用する動詞や専門分野での動詞は覚えるのは大変ですが、一義にほぼ決まりますが、日常頻出する動詞は多義語が多いです。この場合、どの意味で使われているのだろうかを瞬時に選別・判断する必要に迫られます。あとは、それらを利用した決まり文句というものも存在し(例えば、get rid ofなど)、これは覚えるしかないようです。

さらにネイティブの発音を聞き取ろうとすると、

英語を日本語に訳してから理解するのでは遅いので、英語を英語のままに理解する必要があります。上記の流れでいくと、基本動詞の使い方を、英語の説明で理解しておく必要があります。

振り返って考えると、スタート地点によって、学習方法が変わることになります。

はじめは反復ですが、中級者以上、すなわち、英語を英語のまま理解するには、

出てくる英単語を別の英単語で説明して理解するしかなさそうです。

 

 

あとは、プログラミング言語と同様で、Outputをしていかないと上達はできないようです。

シャドーイングは間違った方法でしてしまうことがある。

ディクテーションは準備が大変である。文字起こし原稿がないとできず、あっても、それと見比べ、いましゃべっているところがどこか探す必要がある
→ここについては、DoubleYoutubeで改善できる。

まず、リスニングでパターンを認識する。
こういう状況ではこう言った言い方をすることが多いよね。
だから、私がしゃべるときもこのようにいっとけばいいよね。となる。

youtube動画はactive learningに最適